Tx Seriesは軽量・多機能なテキストリーダー / ビューア関連ツールです。
このページでは Tx Series で設定を保存するための仕様である「Tx Series標準仕様」を紹介します。ワタシが制作しているTx Editor系列のWebアプリケーションは可能な限りすべてこれらの仕様が反映されています。
現在動作するアプリケーションは「Tx Reader」のみです。「Tx Editor」への機能実装は検討中です。設定を一括登録するための「Tx Registrator」の開発を進めています。ゆくゆくはTx系列の機能を全統合したアプリケーション開発を目指しています。
Tx TagはTx Seriesで読み取り・機能への反映が可能なように設計されています。具体例を示します。
<txreader>12:Roboto:#d5bebe:#000000:121:1.06</txreader>
また,このような構造になっています。
<txreader>fontsize:fontstyle:bodycolor:fontcolor:wordsparline:lineheight</txreader>
Tx Tagは以下の要件に基づいて記述されます。
・開始タグ及び終了タグは<txreader>と</txreader>で記述されます。タグが記述されるのは原則ファイル末尾ですが、ファイル中部や頭部にタグがあっても機能する必要があります。
・fontsize:表示するフォントサイズを設定します。単位はピクセルです。
・fontstyle:表示するフォントを指定します。未指定の場合や非対応の場合の標準フォントはserifです。
・bodycolor / fontcolor:テキストエリアと文字の色をそれぞれ指定します。#で始まるRGBカラーコードで設定されます。
・wordsparline:一行に何文字表示するかを指定します。
なお、以下の仕様は推奨です。
・inputで読み込んだテキストファイルに<txreader></txreader>タグが含まれている場合、そのタグで囲まれた部分をテキストエリアに表示しない。
Tx Tag+はプレーンファイルに付箋(しおり)を設定することのできるタグです。現在は廃止されています。
txplusタグ内は<txplus>{#=1:b=248:c1=0:c2=0}{#=2:b=2480:c1=0:c2=0}</txplus>と表され、#=以下が「しおり」番号、b=以下が「しおり」をテキストファイルに含まれている文字列の何バイト目に設定するかを示しています。”:c1=0:c2=0”はすべてのしおりに共通して記述され、現在はなんの目的のためにも予約されていません。「しおり」番号は無数に設定可能です。
・txplusタグが含まれているテキストファイルを読み込んだ際に、statusバーに「しおり」一覧を#の番号順に表示します。表示されている「しおり」一覧のうち任意の一つをタップorクリックすると、テキストファイルのtxplusで指定されたバイト数の箇所が画面上に表示されているテキストエリア最上部に来るように、テキストエリアをスクロールするようにしてください。
Tx MetaはTx Tag(及びTx Tag+)の後継として設計を進めている「Tx Series第2世代」に向けた新たなタグです。Tx Tag / Tx Tag+ で設定可能だった項目の仕様を見直し,更に任意のメタデータも含めることのできるタグを目指しています。